プログラミングに限らず、パソコンを使うにはある程度キーボードが打てるようになっている必要があるので、プログラミング学習を開始する前にタイピング(キーボードを打つこと)を練習することをお勧めしています。
タイピングを練習するのにノートパソコンのキーボードでも練習はできるのですが、キーの高さが無く打ち間違いしやすいので、ある程度キーの高さがある外付けのキーボードを使う方が上達が早いと考えています。
普通の電気店で1000円くらいで売っているUSBキーボードで良いので、お持ちでない場合は購入をお勧めします。
その場合も薄いものではなく、しっかりとしたキーの高さがあるものが良いです。
ホームポジションは大事
ホームポジションとは、タイピングの際に最初に指を置いておく場所のことです。
以下のページなどを参考にホームポジションとそれぞれの指が担当するキーを覚えてください。
キーボードのホームポジション(https://www.pc-master.jp/sousa/keyboard-p.html)
キーボードのFとJのキーには小さな突起がついていて人差し指を置くための目印になっています。人差し指を置いたら、中指、薬指、小指の先がキーに乗るようにします。
決まった指でキーを押すのは大事で、速くタイピングするために必須です。
0、p、;、/より右側にあるキー(-、Del、Enterなど)は全て右手の小指が担当するキーで、たくさんあることに注意してください。
Shiftキーは大文字やキー表面の上の方に印字されている記号などを打ち込むときに使います。
大文字のFを打つ場合は右手の小指で右側のShiftを、大文字のJを打つ場合は左手の小指で左側のShiftを押します。
Ctrlも左右にありますが、これは左側のみ使う人が多いようです。
スペースキーは親指、ESCは左手小指です。
キーを何指で押すかを覚えるのがお勧めです。例えば、Kは中指、4は人差し指、カンマ(,)は中指といった感じです。おおまかなキー配置を覚えたら、何指かをイメージできれば押せると思います。
数字はキーボードの上の方に横一列に並んでいるキーを使うことに慣れてください。テンキー(キーボードの右の方に数字キーだけ固まっているところ)は、通常使いません。
タイピングゲームで楽しく上達!
以下のようなゲームは楽しみながらタイピングが上達できると思うのでおすすめです。
お手軽3000円コースをマイナスにならずにクリアできるくらいをまずは目指してください。
プログラミングをするには、寿司打だけでは不十分で\,.+-=といったほぼすべての記号やShift、Ctrlなどのキーも使いますので、これらは実際にプログラムを書きながら慣れていってください。