マザーボードZ77H2-A3のBIOSアップデートで最新グラボを載せてゲーミングPC化

スポンサーリンク
BIOS Update Top

すでに時代遅れと思っていた第3世代Intel CPU用マザーボードECS Z77H2-A3(ソケットタイプLGA1155)のBIOSアップデートをすることで、最新のグラボを載せられるようになり、ゲームができるマシンにグレードアップすることができたので、やり方をこの記事に記録します。

BIOSアップデートに挑戦しようと思った動機は2つありました。

1つ目は、あるときからPCの電源を入れると常にBIOSが立ち上がり、下図のように「CMOS Settings Wrong」と表示されるようになり、時刻が初期状態に戻るようになってしまったこと。

CMOS Settings Wrong

2つ目は、古いBIOSのままだと手持ちのグラボ(GTX1080やRTX3050)を差してもBIOS起動すらできませんでしたが、BIOSアップデートで使えるようになるとの情報を見つけたこと。

結果、BIOSアップデートにより、上記2つのことが解決され、ゲームを実行可能なPCに生まれ変わりました。

これほど有用なBIOSアップデートもなかなか無いと思いますので、Z77H2-A3を眠らせている方は適用をご検討ください。

必要な部品

マザーボード上のME_UNLOCK端子をショートさせるためにジャンパーピンが必要になります。

Hommy 黒いジャンパー キャップX50 2.54mm

BIOSの日付確認

Windowsボタン+Xでファイル名”msinfo32”を指定して実行します。

BIOSの日付は2013/05/28が最新ですが、それ以外ならアップデート可能です。

ファイルの準備

以下、2つのファイルをダウンロードする必要があります。

  • 30528_W_63EAh.zip
  • 120829(CPUEVO).zip

こちらのサイトのプルダウンメニューを①「BIOS & Manual/EDM」にして、②「Global」ボタンで30528_W_63EAh.zipをダウンロードします。

うまくダウンロードできない場合、ブラウザを変えてみてください。

③のリンクをクリックして、Z77H2-A3(V1.2)の右にある④「Download」ボタンで120829(CPUEVO).zipをダウンロードします。

ダウンロードしたzipファイルは両方とも右クリック→「すべて展開」をしておきます。

BIOSアップデート

PCの電源を落とし、マザーボード上のME_UNLOCK端子(下図赤◯)にジャンパーピンを装着したのち、電源を入れます。

ME_UNLOCK

CLR_CMOSに装着してあるジャンパーピンは外さず、そのままにしておきます。

PCが起動したら、展開した「120829(CPUEVO)」フォルダの下にある、「120829S.exe」をダブルクリックしてCPU EVO 2を立ち上げ、「Upgrade」ボタンをクリックします。

CPU EVO 2

以下では「はい」をクリックします。

自動的にシャットダウンするので、電源ボタンを押してPCを起動し、Delキーを連打してBIOSを立ち上げます。

新しいBIOS画面はリッチな感じになっていますね。

Languageから日本語を選択します。

詳細から日付と時刻を設定後、SATA構成→SATAモードを「AHCIモード」に変更します。

チップセット→グラフィックアダプタの初期化を「PCI Express」に変更します。

終了→変更を保存してリセットします。

Windowsが起動したら、30528_W_63EAh/afuwin64/afuwinguiP.exeをダブルクリックし、以下の画面立をち上げます。

ここがハマりポイントなのですが、下図の赤点線箇所のボタンが見えない状態になっています。(クリックしたら現れます)

Open→30528_W_63EAh/30528_W_63EAh.CAPを選択して「開く」をクリック、その後、上図の「Flash」ボタンが隠れている辺りをクリックすると更新処理が流れます。

このあと自動的に再起動し、BIOSが立ち上がりました。

上記で設定した内容(日付、SATAモード:AHCI、グラフィック:PCI Expressの設定)が元の設定に戻っていたので、再度設定して起動したら、正常にWindows10が立ち上がりました。

Windowsにログインせずにシャットダウンし、ME_UNLOCKに付けていたジャンパーピンを外して、再度PCを起動します。

Windowsボタン+Xでファイル名”msinfo32”を指定して実行します。

BIOSの日付が2013/05/28がになっていればBIOSアップデート成功です。

PCの電源を落としてグラボを取り付け、ドライバをインストールしてFF15ベンチを実行すると以下となりました。

元々、古いグラボしか載せられなかったマザボにBIOSアップデートで新しいグラボを載せられるようになり、Core i7 3770(4コア8スレッド)とGTX1080の組み合わせで、特に重いとされているFF15ベンチで「とても快適」判定が出せたのはすごいことだと思います。

まとめ

ECS社マザーボードZ77H2-A3のBIOSを最新にアップデートすることで、起動時に常にBIOSが立ち上がって時刻もリセットされる問題を解消し、また、最新のグラボが使えるようになって、グラフィカルなゲームを実行できるマシンに生まれ変わりました。

CPUやメモリなどの部品の動作テスト用としてしか使っていなかったマザボが、突如使えるPCにグレードアップしたのは喜ばしいことです。

ただし、BIOSアップデートは失敗すると永久に起動できなくなる場合があるようなので、真似される方はあくまで自己責任でお願いします。

書籍紹介

PC自作の鉄則!2022

PC自作の組み立て手順、OSのセットアップ、トラブル解決法などをまで解説しいるので、初心者の強い味方になってくれます。

参考文献

タイトルとURLをコピーしました